平素はSTRAYMをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
弊社は、コロナ禍での卒業制作展中止に伴い、女子美術大学付属高等学校を卒業できなかった“作品たち”を無事卒業させたい、卒業した学生たちには貴重な体験の場を提供したいとの想いから卒業制作展の当時の実行委員会の方々、2020年3月にご卒業なされた学生の方々へ支援させていただきます。 その上で、展示会場のご提供など複数の企業様からのご協力を賜り、この度の開催が決定しましたのでお知らせします。
【イベント概要】
■タイトル :女子美術大学付属高等学校卒業制作展2019「私の舟出 〜卒業できない作品たち〜」
■展示会スケジュール :2020年9月26日(土)〜10月4日(日)
■場所 :AOYAMA STUDIO 164・239 (東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビル2F)
■主催・運営 :女子美術大学付属高等学校卒業制作展2019 実行委員会
■後援 :女子美術大学付属高等学校・中学校
■協力 :株式会社ピーオーリアルエステート/株式会社ハート・アンド・アート
■支援/プロデュース :SMADONA株式会社
●女子美術大学付属高等学校卒業制作展2019
実行委員会委員長 南部梨央生よりご挨拶
私たちは、女子美術大学付属高等学校という大きな舟に乗っていました。そして卒業とともに様々な個々の舟に乗り出し 舵を切ろうとしていました。しかし、私たち女子美術大学付属高等学校2019年度卒業生はコロナ渦で卒業展を開催する が出来ず作品だけが5ヶ月もの間、卒業出来ないまま残されていました。当然、私たちの気持ちも取り残されたままでした。 このような状況は私たちだけじゃないことも理解しています。 この度、幸運にも、皆様のご協力、ご支援のお陰で、卒業出来なかった作品たちの卒業式ともなる卒業制作展を開催させていただく事が決まり、卒業生それぞれの「舟」で、私たちはようやく作品と共に高校を卒業し、新たなそれぞれの方向 に「舟出」し、「舵」を切り始めていけるはずです。 最後に「卒業できていない作品」と「舵を切り始めた私たち」のご支援をいただければと思います。
<支援金募集に関して>
ご支援をご検討頂ける方・企業様は下記アドレスまでメッセージをお送りいただけますと幸いです。
こちらより詳細をご返信申し上げます。
問い合わせ先:watashinohakobune2020@gmail.com
●後援/⼥⼦美術大学付属高等学校・中学校 校長よりご挨拶
このたび、【女子美術大学付属高等学校・卒業制作展2019「私の舟出」〜卒業できない作品たち〜】が開催の運びとな りました。これはこの春に卒業を迎えた2019年度卒業生達が自力で開催にこぎつけた卒業制作展です。 生徒は構想、制作に1年近くかけ、情熱を込めて全力で取り組んで参りましたが、2月下旬その作品の発表の場を、新型 コロナウイルス感染症のためあえなく奪われてしまいました。その後も学校は作品展示実現のため方策を模索しましたが 、長引くコロナ禍のため開催に至らず、6月に泣く泣く中止を決定いたしました。 しかし、2019年度卒業生は諦めませんでした。「何とか発表の場を」との⼀念であちこちに働きかけ、そしてその窮状 を知った救いの手が現れ、今、ここに開催の目途がつきました。本当に嬉しく、企画をして頂いたSMADONA様、会場を 提供していただいた「AOYAMA STUDIO 164・239」様に感謝し、また、校長としてここまで頑張った卒業生を誇りに思います。 しかし、先行きはまだまだ困難が予想されます。美術を志す18歳の若き女性作家の卵達へのご支援、ご協力を賜りたく、ここにお願い申し上げます。
女子美術大学付属高等学校・中学校校長 石川康子