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2022
Screen print on Saunders Waterford paper, hot pressed, natural, 300gsm
28.0 × 32.8 cm
Edition of 150
作品右下に直筆サイン
Provenance
Private Collection
「私は猫がとても好き。独立した性格、機敏さ、そして人間への理解力が高いからです。私は猫に対して畏敬の念を抱く気持ちがあります。猫は古来より精神的な動物と見なされてきました。」と語るウェイウェイは、北京のスタジオに何十匹もの猫を飼い、昔から猫への愛情が強い。本作品では、息子のラオと共に愛する2匹の猫であるメイプルとバーチを描いた作品で、メルボルンのナショナルギャラリーオブビクトリアで開催されたアンディ・ウォーホル / アイ・ウェイウェイの展覧会で「Studio Cats」として展示されたもので、両アーティストの猫への愛情が反映されている貴重な作品。

艾未未アイ・ウェイウェイ

1957年中国・北京生まれ
アメリカに滞在してパーソンズ美術大学に入学。

1993年に帰国後、「チャイナ・アート・アーカイヴ＆ウエアハウス（CAAW）」を創設。
アーティスティック・ディレクターとして参画し、中国の若手アーティストを支援した。
2000年にキュレーションしたグループ展「不合作方式（FUCK OFF）」展（上海）は出品作の極端な過激さが物議を醸した。

北京オリンピックの主会場、北京国立スタジアム（鳥の巣）の芸術顧問など数多くの建築・都市開発プロジェクトに携わる。

一方、社会活動家として、自由と民主主義の思想の下に中国政府のスタンスを公然と批判。

2011年には、米『タイム』誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選出。
2012年ドキュメンタリー映画『アイ・ウェイウェイは謝らない』が公開。
2015年ベルリンへ移住。
2019年監督を務めた難民危機の現状を追うドキュメンタリー『ヒューマン・フロー大地漂流』が
公開され、現在も積極的に活動している。