- 海外仮想通貨取引所でクレジットカードは使える?
- 海外取引所にクレカで入金する方法を知りたい
当記事を訪れた方は、上のような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか?
海外取引所ではクレジットカードで仮想通貨を買うことができ、日本のカードをそのまま使えます。
ただし「半分程度のカードは使えない」「入金はできても出金はできない」などの注意点も、事前に理解しておく必要があります。
本記事では、海外取引所でクレジットカードを使って仮想通貨を購入する方法や、使えるカードと使えないカードの一覧、利用の注意点などを解説します。
また、クレジットカード対応も含めておすすめの取引所は「海外仮想通貨取引所ランキングおすすめ比較10選」の記事で紹介しているため、こちらもぜひ参考にしてみてください。

海外仮想通貨取引所でクレジットカードは使える?

海外仮想通貨取引所でクレジットカードの利用はできるのかどうか、ポイントをまとめると以下の通りです。
- VISA・Master Card・JCBが主に使える
- ApplePayやGoogle Payも使える(AMEX・Diners可のケースも)
- 日本のクレジット会社のカードは半分程度使える
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
VISA・Master Card・JCBが主に使える
海外取引所では日本のクレジットカードが利用でき、主に以下の国際ブランドに対応しています。
- VISA(ビザ)
- MasterCard(マスターカード)
- JCB(ジェーシービー)
JCBはBybit(バイビット)など一部の取引所が対応しているのみで、ほとんどはVISA・MasterCardです。
ApplePayやGoogle Payも使える(AMEX・Diners可のケースも)
取引所によっては、ApplePay(アップルペイ)やGoogle Pay(グーグルペイ)の利用も可能です。
上記2種類のペイを経由することで、AMEX(アメリカンエキスプレス)や、Diners(ダイナース)を利用できるケースもあります。

ただ、AppleとGoogleでは海外取引所のアプリが日本人向けのサイトから消されるなど、日本のクレジット会社よりも海外取引所に対して厳し目の姿勢を見せています。
そのため、ApplePayやGoogle Payに対応している取引所でも、使えないケースは少なくありません。
日本のクレジット会社のカードは半分程度使える
総合的に、日本のクレジット会社で発行されたカードは、半分程度利用できます。
例えば、Bybitではクレジットカード入金の画面で「利用できる&できないクレジット会社」が一覧になっています。



他社もBybitと同じになるわけではありませんが、Bybitでの対応状況は他の取引所でもある程度参考になるでしょう。
その前提でBybitのケースを紹介すると、まず「使えるクレジット会社」は以下の通りです(2025年5月時点)
- あおぞら銀行カード
- アプラスカード
- SBI住信ネット銀行
- エポスカード
- 東京クレジットサービス
- トヨタフィナンシャルサービス
- ポケットカード
- ライフカード
- Revolut Technorogies Japan
- 琉球銀行カード
逆に「使えないクレジット会社」は以下の通りです。
- auフィナンシャルサービス
- MUFGカード
- 九州信金カード
- 紀陽カード
- 近畿信金カード
- しんきんカード
- 住友三井トラストクラブ
- やまぎんカード
- りそなカード
どちらにも記載されていないクレジット会社については「カードの種類・個人の信用状況・決済金額」などの諸条件で変わると考えられます。
金額については高額なほど不正使用のリスクが高いと判断されるため、弾かれやすくなります。



また、同じ状況でも信用のある人は通りやすく、ゴールドやプラチナなど上位ランクのカードほど通りやすくなるでしょう。
上記の通り、クレジットカードで入金できるかには様々な条件が関わりますが、全体的に「半分程度は使える」と考えてください。
クレジットカードで仮想通貨を買える海外取引所一覧


クレジットカードで仮想通貨を購入できる海外取引所で、特におすすめできるのは以下の3社です。
- Bybit(バイビット)
- MEXC(エムイーエックスシー)
- Bitget(ビットゲット)
他にも多くの取引所で購入できますが、上の3社の特徴を紹介していきます。
Bybit(バイビット)


レバレッジ | 最大100倍(MT5は最大500倍) |
---|---|
取引銘柄数(ペア数) | 1,900種類以上 |
取引手数料 | 0.0%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybit(バイビット)は、2018年に設立されたシンガポールを拠点とする仮想通貨取引所です。
世界ランキング2位の大手取引所であり、日本人トレーダーが最も多い海外取引所としても知られています。
クレジットカードはVISA・Master Card・JCBの3種類を利用可能です。



後述の通り使えるカード会社・使えないカード会社が一覧になっている点も、わかりやすいポイントです。
1,900種類以上の銘柄を売買でき、Bybitステーキングなどの資産運用のメニューも充実しており、総合的に最もおすすめできる取引所といえます。
登録で775,000円の口座開設ボーナスも受け取れるため、ぜひお気軽に登録してみてください。
MEXC(エムイーエックスシー)


レバレッジ | 最大500倍 |
---|---|
取引銘柄数(ペア数) | 2,900種類以上 |
取引手数料 | 0.02%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | MEXC公式サイト |
MEXC(エムイーエックスシー)は、世界の取引所ランキングで7位の大手です。
取扱銘柄数が世界最多であることが特徴で、2,900種類以上という圧倒的な数値を誇ります。
これから高騰する草コインを探すのであれば、MEXCは必ず利用すべき取引所と言っても過言ではないでしょう。



クレジットカードによる日本円入金にも対応しており、銘柄はVISA・Master Cardに対応しています。
取引手数料が業界最安であることも特徴で、スキャルピングやデイトレードなど、売買回数の多い手法でもおすすめです。
登録で6,200USDTをもらえる口座開設ボーナスも提供中なので、ぜひチェックしてみてください。
Bitget(ビットゲット)


レバレッジ | 最大125倍 |
---|---|
取引銘柄数(ペア数) | 1,300種類以上 |
取引手数料 | 0.02%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Bitget公式サイト |
Bitget(ビットゲット)は、世界的人気を誇るサッカー選手である、リオネル・メッシ氏が公式アンバサダーを務めることで有名な仮想通貨取引所です。
世界6位の大手取引所であり、特にコピートレードの機能がハイレベルなことで評判です。
クレジットカードで直接日本円を入金でき、国際ブランドはVISA・Master Cardに対応しています。



1,300種類以上の銘柄を取引でき、独自の『Bitgetステーキング』など、資産運用のメニューが充実していることも特徴といえます。
その他にも、手数料の安さやスプレッドの低さ、セキュリティの高さやボーナスの豊富さなど、あらゆる面で総合的に優れた取引所として評価されています。
現在、口座開設で8,000USDTを受け取れる登録ボーナスを提供中なので、ぜひ以下の公式サイトからお気軽に登録してみてください。
Simplexで仮想通貨をクレジットカード購入する方法


海外取引所で仮想通貨をクレジットカードで買う場合、便利なサービスの一つにSimplex(シンプレックス)があります。
ここでは、Simplexでの仮想通貨購入に関して、以下の内容を説明します。
- Simplex(シンプレックス)とは?
- 基本的なやり方・使い方
- Simplexでクレジットカードが使えない原因・対処法
Simplexを使うかどうか迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。
Simplex(シンプレックス)とは?


Simplexとは、海外の電子決済代行サービスです。
以下のような支払方法と、仮想通貨の決済をつなげるサービスを提供しています。
- VISA
- MasterCard
- ApplePay
- Google Pay
利用する海外取引所がSimplexと提携している場合、同社を通じてVISAやMasterCard、ApplePayやGoogle Payを使えます。
必ず使えるとは限らず、日本のクレジット会社の判断によって使えないこともありますが、決済の仕組みとしては連結しています。
基本的なやり方・使い方
Simplexの基本的な使い方は、日本のネットショップでの通常のクレジットカード決済と同じです。
以下のような情報を入力し、注文を確定します。
- カード番号
- カード名義
- 有効期限
- CVC/CVV
日本のネットショップでも間に「GMOペイメントゲートウェイ」などの決済代行会社が入ることがあります。
その会社がSimplexに変わっただけであるため、通常の買い物と全く同じ使い方です。
なお、大手の取引所ではBitgetやMEXCなどが、クレジットカード決済にSimplexを採用しています。
Simplexでクレジットカードが使えない原因・対処法
Simplexでクレジットカードを使えない主な原因は、以下の通りです。
- 海外取引所で利用不可な日本のクレジット会社である
- そのクレジット会社がSimplexをホワイトリストに入れていない
- 金額の大きさや、普段と異なるアクティビティなどで弾かれた
海外取引所での利用が不可なカードであれば、Simplexに限らずどの会社を通しても決済が不可です。
また、カードの発行元である日本のクレジット会社のホワイトリスト(決済OKな企業)の中に、Simplexを入れていないというケースも考えられます。



その他、海外取引所やSimplexでの利用を認めている取引所でも、決済不可となることがあります。
上記は通常の買い物と同じで「金額が大きすぎる、普段と異なるアクティビティである」などが、NGとなる理由です。
上のような理由でNGとなることは、不正使用を防ぐために必要な措置でもあります。
対処法については、少し時間を置いてから小さな金額で再チャレンジしてみましょう。



少額でOKとなれば3つ目の理由であり、今後は問題なく利用できる可能性があります。
逆に少額でもNGであれば今後も使えない可能性が高く、その場合はSimplexの利用は諦め、他の方法を選ぶことが重要です。
ビットコイン積立はクレジットカードでできる?


ビットコインの積み立てをクレジットカードでできるのかどうか、要点をまとめると以下の通りです。
- 手動ならクレカ対応の取引所は全てできる
- ステーキングの引き落としに設定できるかは取引所による
それぞれの要点について詳しく解説していきます。
手動ならクレカ対応の取引所は全てできる
そもそも、積み立てとは「一定のペースで貯金や株式などの残高・数量を増やしていくこと」です。
つまり、手動でコツコツ増やしていくという意味での積み立てなら、クレジットカード対応の全ての取引所で可能です。



ただ、手動の積み立てには少し手間がかかるため、取引所では「一度申し込むと、毎週や毎月自動的に積み立てをできる」というサービスも提供しています。
そうした自動のサービスでクレジットカードを使えるかどうかは、取引所によってシステムが異なります。
ステーキングの引き落としに設定できるかは取引所による
自動の積み立てを利用する場合、一般的なサブスクと同じように「毎週や毎月、決まったタイミングで資金が引き落としされる」という仕組みです。
上記のような引き落としにクレジットカードを設定できるかは、取引所によってルールが異なります。



しかし、仮に設定できなくとも「まとめて仮想通貨を購入しておく」「その残高から引き落とすようにする」という設定にすれば、問題ありません。
つまり、クレジットカードでの仮想通貨購入さえできれば、ステーキングでも特に困ることはないと言えるでしょう。
仮想通貨購入が(一部)できなくなった日本のクレジットカード


以前仮想通貨の購入に使えたものの、現在では一部(もしくは全て)利用できなくなった日本のクレジットカードも存在します。
それらのカードを一覧にすると、以下の通りです。
- エポスカード
- dカード
- バンドルカード(VISAプリペイドカード)
エポスカード
エポスカードは一部ではなく、全面的に利用不可となっています。
仮想通貨の購入だけでなくFXやオンラインカジノへの入金も不可というルールです。
以前は利用できましたが、公式サイトによれば「今般の社会情勢等を踏まえた総合的判断」によって、上記での利用が不可となりました。
dカード
dカードは、現状では利用できる可能性と、利用できない可能性の両方があります。
まず、2018年2月22日の「クレジットカードによる仮想通貨購入取引に関するご案内」というお知らせの中で「仮想通貨のご購入をお断りさせていただく場合がございます」と書かれています。



ということは、同日時点で「購入できる場合とできない場合があった」ということです。
そして、上記以後の追加のお知らせはありません。
dカードプリベイドについては、三井住友カード公式サイトの情報によれば、仮想通貨で購入が不可です。
海外だけでなく国内も不可で、仮想通貨だけでなく株式・債券・外貨・新幹線チケットなども全て不可となっています。



上記の通り「プリペイドカード」については利用できませんが、dカードについては利用できる可能性もあります。
全体的には「利用できなくなった」と言われているため、この段落で紹介しています。
バンドルカード(VISAプリペイドカード)
バンドルカードとは、VISAプリペイドカードの一種です。
バンドルカードには以下の3種類があり「リアル+」では仮想通貨の購入が可能です。
- バーチャル
- リアル
- リアル+
「バーチャル、リアル」の2種類を利用できないのは、海外だけでなく国内取引所も同じであり、仮想通貨だけでなく他のサービスも同じです。
「本人確認が必須のサービスは不可」というルールで、具体的にはバイナリーオプションやオンラインカジノなどのサービスが入金不可となっています。



しかし、リアル+であれば仮想通貨の購入も可能です。
海外仮想通貨取引所のクレジットカードに関連するよくある質問


海外仮想通貨取引所でのクレジットカード利用に関して、よくある質問をまとめると以下の通りです。
- ビットコインはクレジットカードで購入できる?
- Bybitのクレジットカードの手数料は?
- 暗号資産で買い物できるクレカ(デビットカード)とは?
それぞれの質問について、詳しく回答していきます。
ビットコインはクレジットカードで購入できる?
ビットコイン(BTC/Bitcoin)は、クレジットカードで購入できます。
海外仮想通貨取引所でビットコインに対応していない取引所はほぼゼロであるため、クレジットカード入金に対応している取引所なら、ビットコインのカード購入が可能です。



ビットコインが「仮想通貨」という意味であれば、やはり本記事で説明してきた通り可能です。
海外取引所でも日本のカードが半分程度利用でき、国内取引所であればほぼ全て利用できます。
Bybitのクレジットカードの手数料は?
Bybitでのクレジットカード決済の手数料は、EUも含めると1.1%~5%です。
日本の場合はアジアなので、アジアに限定すると2.7%~5%です。
詳しい手数料率は、以下のようになっています。
地域 | 決済ネットワーク | 手数料率 |
---|---|---|
EU | Visa | 1.10% |
Mastercard | 1.10% | |
EU以外 | Visa | 3.05% |
Mastercard | 2.70% | |
アジア | JCB | 5% |
アジア以外 |
日本の場合、VISA・Master Cardでは「EU以外」、JCBでは「アジア」が適用されるため、前述の手数料率になります。
上記の手数料率は、他の大手海外取引所でもおおよそ同程度です。
暗号資産で買い物できるクレカ(デビットカード)とは?
大手の海外取引所の中には、独自のクレジットカード(デビットカード)を発行しているところもあります。
代表的な取引所とカードを一覧にすると、以下の通りです。
取引所 | カード名 | 国際ブランド |
---|---|---|
Bybit | Bybitカード | MasterCard |
Bitget | Bitget Card | VISA |
MEXC | MEXC MasterCard | MasterCard |
上記のカードは、それぞれの取引所の口座から直接仮想通貨を使って買い物をできます。
仮想通貨に対応していない店舗やネットショップでも、VISAやMasterCardに対応していれば、決済が可能です。



注意点としては、決済をした時点でその仮想通貨が購入時よりも値上がりしていたら「利益が出た」として課税対象となります。
上記のルールについては「海外仮想通貨取引所で税金はかかる?タイミングや計算方法・確定申告のルールを解説」の記事で詳しく解説しています。
【まとめ】海外仮想通貨取引所のクレジットカード利用


海外仮想通貨取引所では、日本のクレジットカードによる日本円入金が可能です。
VISA・Master Cardを主に利用でき、Bybitなど一部の取引所ではJCBも利用できます。
決済不可となるクレジットカードも多くありますが、全体で半分程度のカードは決済可能です。
カードへの出金はできないため、出金では国内取引所に送金し、国内取引所で現金化して日本の銀行口座に振り込む必要があります。



クレジットカード入金に対応している海外取引所の中でも、特に初心者の方々におすすめの取引所はBybitです。
世界2位の大手であるBybitはあらゆる面で総合的に優れており、日本人トレーダーも最も多い取引所であるため、初心者の方でも安心して利用できます。
現在、口座開設で775,000円相当の登録ボーナスを受け取れるため、この機会にぜひチェックしてみてください。
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