- 手数料が安い海外仮想通貨取引所は?
- 海外取引所の手数料のランキングを見たい
当記事を訪れた方は、海外取引所の手数料に関して上記のような疑問や関心をお持ちではないでしょうか?
海外取引所の取引手数料は最安で0.0%からと非常に安く、取引高が大きいためスプレッドも国内より断然低くなっています。
ただ、手数料が安い海外取引所の中でも、さらに手数料を安く抑える方法が多くあるため、そうした方法についても理解しておくことが重要です。
本記事では手数料の安い海外取引所をランキングで紹介し、手数料を抑える方法や全ての手数料の種類などを解説します。
手数料以外の部分でも人気の取引所を知りたい方は「海外仮想通貨取引所ランキングおすすめ比較10選」の記事をチェックしてみてください。

海外仮想通貨取引所の手数料一覧比較表

海外仮想通貨取引所の手数料を一覧表で比較すると、以下の通りです。
海外取引所 | 取引手数料 |
---|---|
![]() Bybit | 0.0%~ |
![]() MEXC | 0.0%~ |
![]() Vantage | 0.0%~ |
![]() Phemex | 0.0%~ |
![]() KuCoin | 0.0%~ |
![]() Bitget | 0.02%~ |
![]() OrangeX | 0.02%~ |
![]() LBank | 0.02%~ |
![]() WEEX | 0.02%~ |
![]() BitMart | 0.03%~ |
それぞれの取引所については、以下で詳しく紹介しています。
手数料が安い海外仮想通貨取引所ランキング

手数料が安い海外仮想通貨取引所をランキングで一覧にすると、以下の通りです。
それぞれの取引所の手数料や特徴について紹介していきます。
1位:Bybit(0.0%~)

取引手数料 | 0.0%〜 |
---|---|
レバレッジ | 最大100倍(通常) 最大500倍(MT5) |
取引銘柄数(ペア数) | 1,900種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybit(バイビット)は2018年に設立されたドバイを拠点とする取引所で、世界ランキング2位の大手です。
取引手数料は0.0%からと世界最安レベルで、取引高が多い分スプレッドも世界トップレベルで低くなっています。
手数料が安いだけでなく、1,900種類以上という豊富な銘柄を売買でき、『Bybitステーキング』などの資産運用のメニューを、高い利率で利用できることも特徴です。

通常は最大レバレッジ100倍で不要な取引コストを抑えつつ、必要な場合はMT5口座で最大500倍にできる点も魅力です。
ボーナスやキャンペーンの特典も豪華で、現在77万5,000円の口座開設ボーナスを提供しています。
「手数料が安いだけでなく総合的にも優れている取引所」を探している人は、ぜひBybitに登録してみましょう。
2位:MEXC(0.0%~)


取引手数料 | 0.02%〜 |
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レバレッジ | 最大200倍(通常) 最大500倍(先物) |
取引銘柄数(ペア数) | 2,900種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | MEXC公式サイト |
MEXC(エムイーエックスシー)は、2,900種類以上という世界最多の銘柄数を誇る大手取引所です。
取引手数料は0.02%からで、Bybitに次いで世界で最も手数料が安い取引所として人気を集めています。
特に草コイン投資で必須の取引所で、新規上場するアルトコインのIEO(先行販売)やエアドロップなどの特典が豊富にあることも利点です。



Bybitと同じく、普段は最大200倍のレバレッジで取引コストを抑えつつ、必要に応じて先物で最大500倍を利用できます。
独自通貨の『MXトークン』も提供しており、保有することでさらに手数料割引などの特典を受けられます。
手数料が安いだけでなく、草コインに強い取引所にも興味がある人は、ぜひMEXCに登録してみてください。
3位:Vantage(0.0%~)


取引手数料 | 0.0%〜 |
---|---|
レバレッジ | 最大333倍 |
取引銘柄数(ペア数) | 50種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Vantage公式サイト |
Vantage(ヴァンテージ)は、2009年の設立から16年以上の歴史を誇る老舗の取引所で、FXとのハイブリッド型取引所として有名です。
取引手数料は0.0%からと業界最安レベルで、通常時で最大333倍というハイレバレッジでの取引を行えます。
仮想通貨専門でない分銘柄数は少なめですが、その分銘柄の管理コストが安く、取引手数料やスプレッドも低くなっていることが利点です。



口座開設と本人確認のみでもらえる未入金ボーナスが最も豪華で、15,000円を受け取れます。
FXと口座を共有できるため、資金移動の手数料や時間がかからず「FXと仮想通貨投資を同時にしやすい」ことも利点です。
手数料の安さに加えて「登録ボーナスが豪華な取引所」を探している人や、FXにも興味がある人は、ぜひVantageを利用してみましょう。
4位:Phemex(0.0%~)


取引手数料 | 0.0%〜 |
---|---|
レバレッジ | 最大100倍 |
取引銘柄数(ペア数) | 480種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Phemex公式サイト |
Phemex(フェメックス)は『Phemex earn』などの資産運用のメニューが充実している海外取引所です。
取引手数料は0.0%からと世界トップクラスで安く、スプレッドの低さや安定感にも定評があります。
銘柄数は大手の中では少なめに抑えられていますが、その分銘柄の管理コストが安く、手数料やスプレッドの低さに繋がっています。



プルーフ・オブ・リザーブ(PoR)という準備金証明の体制も徹底しており、信頼性が高い点も特徴です。
『Phemexローンチプール』という独自のステーキングメニューによって、仮想通貨をコツコツ高利回りで稼げることも利点です。
手数料の安さだけでなく資産運用にも興味がある人は、ぜひPhemexをチェックしてみてください。
5位:KuCoin(0.0%~)


取引手数料 | 0.0%〜 |
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レバレッジ | 最大125倍 |
取引銘柄数(ペア数) | 1,000種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | KuCoin公式サイト |
KuCoin(クーコイン)はシンガポールを拠点として、世界で3,000万人以上のユーザーを抱える取引所です。
取引手数料は0.0%からと世界トップレベルで安く、スプレッドも狭いことから、スキャルパーやデイトレーダーにも人気があります。
取扱通貨数も1,000種類以上と豊富で、特に他の取引所でまだ上場していない草コインの上場が多いことも特徴です。



独自通貨の『KCSトークン』を発行しており、保有によって手数料をさらに安くできます。
世界ランキングトップ10の大手であり、セキュリティレベルが高いことでも知られています。
「中衣料が安いだけでなく、独自通貨の保有でさらに安くできる取引所」を探している人は、ぜひKuCoinに登録してみましょう。
6位:Bitget(0.02%~)


取引手数料 | 0.02%〜 |
---|---|
レバレッジ | 最大125倍 |
取引銘柄数(ペア数) | 1,300種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Bitget公式サイト |
Bitget(ビットゲット)は、世界的サッカー選手であるリオネル・メッシ氏が公式アンバサダーを務めている、世界6位の大手取引所です。
取引手数料は0.02%からと非常に安く、取引高が世界トップレベルであるため、スプレッドも低いことが利点です。
取扱通貨数も1,300種類以上と豊富で、最大125倍という多くの人にとって不要な取引コストが発生しにくいレバレッジで取引を行えます。



コピートレードに最も強い取引所の一つでもあるため、コピー取引に興味がある人にもおすすめです。
Bitgetでは独自通貨の『BGB』を発行しており、保有することで手数料をさらに20%オフにできます。
「手数料が安い大手取引所」「独自トークンの保有でさらに手数料を安くできる取引所」を探している人は、ぜひBitgetを利用してみましょう。
7位:OrangeX(0.02%~)


取引手数料 | 0.02%〜 |
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レバレッジ | 最大200倍 |
取引銘柄数(ペア数) | 350種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | OrangeX公式サイト |
OrangeX(オレンジエックス)は2021年に設立された、セーシェル共和国を拠点とする新興の暗号通貨取引所です。
取引手数料は0.02%からと非常に安く、最大200倍の程よく高いレバレッジで、取引コストを抑えながらのハイレバ取引が可能です。
OrangeXの特徴はセキュリティーレベルの高さにあり、資産のハードウェアウォレット管理やマルチシグ設定など、あらゆる高度なセキュリティ対策が施されています。



コピートレードの機能も充実しており、マスタートレーダーの報酬が高いことから、良質なトレーダーが多く集まっていることも利点です。
新興の取引所で大口トレードの影響を受けやすいため、価格変動は大きめですが、その分ハイリスクハイリターンを望む人に適しています。
手数料が安いだけでなく「ボラティリティが大きい取引所」を探している人は、ぜひOrangeXを試してみてください。
8位:LBank(0.02%~)


取引手数料 | 0.02%〜 |
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レバレッジ | 最大200倍 |
取引銘柄数(ペア数) | 1,400種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | LBank公式サイト |
LBank(エルバンク)は香港を拠点とする取引所で、2015年の設立から10年以上の歴史を持ちます。
取引手数料も0.02%からと非常に安く、1,400種類以上という豊富な取扱通貨数でも人気を集めています。
LBankの特徴は、いわゆる「真面目なコンセプト」を持たないミームコイン(ジョークコイン)を大量に取り扱っていることです。



ミームコインは価格が高騰しやすいため、草コインで億り人を目指したいという人におすすめできます。
また、LBankはコピートレード機能やステーキングなどの資産運用のメニューが充実していることも利点です。
取引手数料の安さに加えて、ミームコインの多さや総合的な機能の豊富さに魅力を感じる人は、ぜひLBankに登録してみましょう。
9位:WEEX(0.02%~)


取引手数料 | 0.02%〜 |
---|---|
レバレッジ | 最大400倍 |
取引銘柄数(ペア数) | 1,100種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | WEEX公式サイト |
WEEX(ウィークス)は2018年に設立された、世界ランキング28位の中堅取引所です。
取引手数料は0.02%と非常に安く、中堅であるため大手よりもボラティリティが高いことが特徴です。
WEEXは本人確認不要で使える取引所としても有名で「KYCなしで仮想通貨投資をしたい」という人にもおすすめできます。



通常時で最大400倍という高いレバレッジで取引をできることも特徴です。
また、世界で200万人以上のユーザーを抱えており、世界的サッカー選手のマイケル・オーウェン氏がアンバサダーを務めている点でも信頼できます。
手数料の安さに加えて「KYC不要」という点や「最大レバレッジ400倍」などの点に魅力を感じた人は、ぜひWEEXを利用してみましょう。
10位:BitMart(0.03%~)


取引手数料 | 0.03%〜 |
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レバレッジ | 最大100倍 |
取引銘柄数(ペア数) | 1,700種類以上 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | BitMart公式サイト |
BitMart(ビットマート)は世界で900万人以上が利用する、世界ランキング16位の準大手取引所です。
取引手数料は0.03%で、ランキング上位の他の取引所と比較するとわずかに高いものの、業界全体で見れば非常に安くなっています。
BitMartは『米国MSBライセンス』という、非常に信頼性の高い金融ライセンスを取得していることも特徴です。



独自通貨の『BMX』も発行しており、保有することで手数料割引など様々な特典を受けられます。
取扱通貨数も1,700種類以上と世界トップレベルで多く、草コイン投資をしたい人にもおすすめです。
元の手数料の安さに加えて「独自トークンの保有でさらに安くできる取引所」に興味を感じた人は、ぜひBitMartに登録してみましょう。
海外の仮想通貨取引所で発生する手数料


海外仮想通貨取引所で発生する手数料を一覧にすると、以下の通りです。
- 取引手数料
- スプレッド
- 入金手数料
- 出金手数料(送金手数料)
- レバレッジ手数料(資金調達率)
- 口座維持手数料
- 非アクティブ手数料
- その他の手数料
それぞれの手数料の内容について解説していきます。
取引手数料
取引手数料とは言葉通り、取引(売買)をする度にかかる手数料です。
取引手数料にはMaker(メイカー)とTaker(テイカー)の2種類があります。



メイカーとは「注文を出す人」のことで、テイカーとは「出ている注文に応じる人」のことです。
ほとんどの取引所で、メイカーの手数料はテイカーの手数料より安くなっています。
スプレッド
スプレッドとは「買値と売値の差」のことで、取引手数料と同じく売買の度に発生します。
取引手数料との違いは「買い・売り」の1往復につき1回発生することです。
取引手数料は買いと売りの両方で1回ずつ発生するため、1往復すると2回発生します。



スプレッドが発生する理由は「車を買ってすぐ売る」と想像するとわかりやすいでしょう。
当然買った値段より売る値段の方が安くなり、その差額が大きいほど不利になります。
逆に差額が小さければ、頻繁に買いと売りを繰り返しても、相場の波に乗って利益を出せば、スプレッドの損失を上回ることが可能です。
上記のような仕組みのため、スプレッドはできるだけ狭い(低い)方が有利になります。
入金手数料
入金手数料は「取引所に入金する際に発生する手数料」です。
入金してもらうことは取引所にとってプラスであるため「入金手数料は無料」という取引所が多くなっています。
ただ、入金する際には国内取引所などから「出金」をしますが、出金元で「出金手数料」がかかる可能性があるでしょう。



また、仮想通貨で入金(送金)する場合は、ブロックチェーンに履歴を記録するためのガス代(ネットワーク代)が必ず発生します。
つまり、取引所の入金手数料が無料であっても「入金作業自体が無料になるとは限らない」ことに注意が必要です。
出金手数料(送金手数料)
出金手数料は「取引所から出金する際に発生する手数料」です。
取引所からの出金は「どこかへの送金」であるため「送金手数料」とも呼ばれます。
出金手数料は多くの取引所で発生しますが、一部無料の取引所も存在します。



また、入金時と同じくブロックチェーンを利用するためのガス代は別途かかることも理解しておきましょう。
その他、送金先が「入金手数料」を徴収する取引所であった場合、そちらの入金手数料もかかります。
レバレッジ手数料(資金調達率)
レバレッジ手数料は「レバレッジ取引をするとかかる手数料」です。
資金調達率(ファンディングレート)という別名でも呼ばれます。
レバレッジ手数料は、かかる取引所とかからない取引所の両方が存在します。



かかる理由は「レバレッジは本質的に借金と同じ」であるためです。
「自分が持っていない金額を取引する」と考えれば「借金と同じ」というのは、理解しやすいでしょう。
借金であれば利息が発生するため、同じ要領でレバレッジにも手数料がかかるということです。
口座維持手数料・非アクティブ手数料
口座維持手数料とは「一定期間利用していない口座や、残高が一定以下の口座の維持にかかる手数料」です。
定期的にログインするなどして利用している口座や、一定以上の残高を入れている口座については維持手数料がかかりません。
仮想通貨の世界ではいわゆる「月額利用料」のような料金は徴収しないことが基本であり、口座維持手数料はあくまで「あまり使っていない口座」のみが対象の手数料です。
口座維持手数料の相場は月額5ドル~50ドル程度です。
非アクティブ手数料
非アクティブ手数料は「口座が長期間、非アクティブな場合に発生する手数料」です。
性質は口座維持手数料と同じですが「より長期間利用していない場合に発生する」ことが一般的です。



非アクティブ手数料がかかる条件や金額などのルールは、取引所ごとに異なります。
多く見られるルールは「1年以上取引がない場合にかかる」というもので、金額は月額10ドル~100ドル程度が相場です。
その他の手数料
海外仮想通貨取引所では、以下のような「その他の手数料」がかかることもあります。
- API利用手数料
- コピートレード利用手数料
- 法定通貨入出金手数料
APIの利用手数料は、例えば取引所の口座と会計ソフトや、自動売買ソフトなどを連動させる際にAPIを利用するとかかります。
コピートレード利用手数料は、トレードのコピー元となるトレーダー(マスタートレーダー)に対して、10%程度の手数料を支払います。
法定通貨入出金手数料は、仮想通貨でなく日本円や米ドルなどの法定通貨で入出金をする際の手数料です。



海外取引所の場合、日本円での入金がクレジットカード以外でできず、日本円出金は完全にできません。
そのため、法定通貨の入出金手数料は基本的にかかりません。
米ドルやユーロで入出金をするトレーダーの場合はかかります。
クレジットカード入金についてはクレジット会社が徴収する決済手数料はかかりますが、取引所が徴収する手数料は基本的にありません。
手数料以外での海外仮想通貨取引所の選び方


手数料以外の部分で海外仮想通貨取引所を選ぶ場合は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 最大レバレッジの高さ
- 取扱通貨数(銘柄数)の多さ
- ボーナス・キャンペーンの豊富さ
- 日本語対応・日本人サポートの充実度
- 安全性・セキュリティ性の高さ
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
最大レバレッジの高さ
自分に必要なレバレッジがわかっていない場合は、最大レバレッジが高いほど良いといえます。
最大レバレッジが大きい分には、不要であれば「使わなければ良い」ためです。
ただ、最大レバレッジが大きいと取引所が負担するゼロカットのコストが増えます。



取引所はそのコストをスプレッドや取引手数料で回収する必要があります。
そのため、最大レバレッジが大きいほどユーザーの取引コストも増えるのです。
上記の理由から、自分に必要なレバレッジがわかっている場合は「不要な最大レバレッジはない方が良い」といえます。
レバレッジに対する考え方や、取引所のレバレッジ倍率の比較については「海外仮想通貨取引所の最大レバレッジ比較ランキング一覧【2025年最新】」の記事を参考にしてみてください。
取扱通貨数(銘柄数)の多さ
取扱通貨数(銘柄数)が多いほど、自分が取引したい銘柄が見つかりやすくなります。
また、今後の高騰が期待できるマイナーなアルトコインも多くなるため、草コイン投資をしたい場合も、銘柄数が多いほど有利です。
ただ、銘柄数が増えるほど取引所の管理コストも上がり、ユーザーの取引コストにもある程度影響します。



そのため、自分が売買したい銘柄が揃っている場合は、必ずしも取扱通貨数の多い取引所でなくともかまいません。
銘柄数が多い取引所については「草コインでおすすめの海外仮想通貨取引所ランキング比較一覧【2025年最新】」の記事で詳しく紹介しています。
ボーナス・キャンペーンの豊富さ
ボーナスやキャンペーンの特典が豪華な取引所であれば、自己資金をほとんど使わずに仮想通貨投資を行えます。



特に登録と本人確認だけでもらえる口座開設ボーナスが豪華な取引所の場合、自己資金を一切使わずに投資を続けることも可能です。
海外取引所のボーナスの仕組みや取引所ごとのボーナスの比較については「海外仮想通貨取引所の口座開設ボーナス・入金キャンペーン一覧【2025年最新】」の記事を参考にしてみてください。
日本語対応・日本人サポートの充実度
海外取引所の中には、日本語に対応していない取引所も多くあります。
そのため、特に初心者の方は日本語対応のレベルが高い取引所を選ぶことも重要です。



また、アプリやサイトの日本語表記だけでなく、カスタマーサポートまで日本語で受けられる取引所は、さらに安心して利用できます。
日本語対応レベルの高い取引所については「日本人が使える!海外仮想通貨取引所おすすめランキング【日本語対応のみ】」の記事で詳しく紹介しています。
安全性・セキュリティ性の高さ
海外でも国内でも、仮想通貨取引所はしばしばハッキングの被害に遭います。
特に国内では、2024年にハッキング被害に遭ったDMMビットコインが廃業しており、ハッキングが取引所の与えるダメージは甚大です。
国内の場合は取引所が倒産しても「信託保全」によって、自分の資産は全額戻ってきます。



しかし、海外取引所には信託保全の仕組みがなく、補償のある取引所でも戻ってくるのは数百万円程度です。
そのため、ハッキングなどのリスクが低い、セキュリティ性や安全性の高い取引所を利用することが重要です。
例えばマルチシグ(多段階認証)の導入や資産のコールドウォレット管理などのセキュリティ対策を施している取引所は、安心して利用できます。
仮想通貨取引の手数料を安く抑える方法


仮想通貨取引の手数料を安く抑えるためには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- 売買回数を抑える(中長期投資をメインにする)
- テイカーでなくメイカーで発注する
- 手数料無料キャンペーン・割引プログラムなどを活用する
- 最もガス代が安くなる方法・タイミングで送金する
- 出金はできるだけまとめて行う
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
売買回数を抑える(中長期投資をメインにする)
取引手数料もスプレッドも、売買をすることでかかるコストです。
そのため、売買回数を抑えれば取引コストは自然に安くなります。
スキャルピングやデイトレードなどの短期投資、もしくはスパンが短めのスイングトレードでは、売買回数を減らすことはできません。



しかし、スパンが長めのスイングトレードやポジショントレードなどの中長期投資であれば、売買回数を抑えることが可能です。
短期投資にも当然メリットがありますが、手数料を抑えることだけを考えるなら、中長期投資が有利といえます。
テイカーでなくメイカーで発注する
仮想通貨の取引手数料は、テイカーよりメイカーの方が安くなっています。
メイカーがいてこそ売買が始まるため、どの取引所でもメイカーの取引手数料は優遇されます。
メイカーになるためには「○○がこの価格になったら買う・売る」という指値注文を出します。



売りは決済注文ではなく、新規でポジションを建てる「売りから入る」注文です。
逆に現在の価格で売買する成行注文は全てテイカーになります。
そのため、メイカーで発注するためには「成行注文でなく指値注文を使う」ことがポイントです。
手数料無料キャンペーン・割引プログラムなどを活用する
取引所によっては「手数料無料キャンペーン」や「手数料割引プログラム」などを提供しています。
上記のようなキャンペーンやプログラムを活用すれば、手数料をさらに安くすることが可能です。



キャンペーンは期間限定ですが、プログラムについては会員ランクを上げることで、継続的に手数料を安くできます。
会員ランクを上げる方法以外では、取引所が発行する独自通貨を保有することでも、手数料の割引を受けられます。
最もガス代が安くなる方法・タイミングで送金する
送金手数料(出金手数料)を安くしたい場合は「最もガス代が安くなる方法・タイミング」で送金することも重要です。
ガス代は、同じ仮想通貨でも利用するネットワーク(ブロックチェーン)の種類によって変わります。



また、同じネットワークでも混雑していると高くなるため、タイミングによってもガス代が変わります。
そのため「できるだけ安いネットワーク」で「できるだけ安い時」に送金することが重要です。
出金はできるだけまとめて行う
出金手数料は、出金の金額によって変わることもありますが、金額に関係なくかかる「基本料金」というべき部分が得に高くなっています。



そのため、同じ金額の仮想通貨であれば、複数回に分散して出金するよりも、1回でまとめて出金する方が手数料を安くできます。
前述の通り、海外取引所でも数百万円程度までは信託保全を受けられる取引所が多くあるため、そうした取引所であれば頻繁に出金をする必要はありません。
海外取引所と国内取引所の手数料一覧比較表
海外取引所と国内取引所の取引手数料(国内取引所はスプレッド)を一覧で比較すると、以下の通りです。
取引所名 | Maker | Taker |
---|---|---|
bitFlyer | 約3〜10% | 約3〜10% |
Coincheck | 約2〜15% | 約2〜15% |
GMOコイン | 約3〜15% | 約3〜15% |
Bybit | 0.0〜 | 0.02〜0.1% |
MEXC | 0.0%~ | 0.02% |
Bitget | 0.01%~ | 0.04〜0.1% |
国内取引所では「取引手数料無料」というケースが多いものの、スプレッドはかかっています。
スプレッドは最低でも2%からスタートし、上記の通りおおよそ2~15%程度となっています。
廃業したDMMビットコインの場合、最大50%になったケースも報告されているため、国内取引所のスプレッドには十分なチェックが必要です。



スプレッドは「取引高が多いほど低くなる(安くなる)」というのが基本です。
取引高が多いということは、売り手でも買い手でも「相手が見つかりやすい」ことを意味します。
相手が見つかりやすければ、自分が売る時も買う時も、有利な価格で売買を成立させることが可能です。
「より安く買い、より高く売る」ことができれば「買った後で売る」ことで発生する買値と売値の差(スプレッド)も小さくなります。



そのため「スプレッドの低さ・狭さは取引高に比例する」というのが、投資の鉄則です。
そして、国内取引所の取引高は小さく、1位のbitFlyerは世界22位、2位のCoincheckは世界47位です。
取引高に圧倒的な差があるため、スプレッドは海外よりも大幅に広くなります。
上記の理由から、取引手数料とスプレッドを合わせた取引コストを抑えたい場合は、海外取引所を利用すべきといえます。
関連するよくある質問


海外仮想通貨の手数料に関して、よく見られる疑問点は、以下の通りです。
- ビットコインの手数料負けとは?
- 仮想通貨の海外取引所のランキングは?
- 送金でおすすめの海外仮想通貨取引所は?
- 海外仮想通貨取引所は出金できない?
- 仮想通貨botでおすすめの取引所は?
- 海外仮想通貨の買い方は?
それぞれの疑問点に詳しく回答していきます。
ビットコインの手数料負けとは?
ビットコインの手数料負けとは「ビットコインの投資で、売買では利益が出ているものの、手数料によって損益がマイナスになってしまう状態」です。



仮想通貨の手数料負けと同じ意味で、銘柄がビットコイン(BTC)でも、その他の銘柄でも同じです。
また、手数料負けという単語は仮想通貨に限らず、FXや株式などの他の投資でも見られます。
仮想通貨の海外取引所のランキングは?
仮想通貨の海外仮想通貨取引所のランキングは、おすすめ順でまとめると以下の通りです。
- 1位:Bybit
- 2位:MEXC
- 3位:Vantage
- 4位:Bitget
- 5位:OrangeX
- 6位:LBank
- 7位:WEEX
- 8位:Phemex
- 9位:BitMart
- 10位:KuCoin
それぞれの取引所がおすすめの理由などは「仮想通貨海外取引所おすすめ比較ランキング」の記事で詳しく紹介しています。
送金でおすすめの海外仮想通貨取引所は?
他の海外取引所や国内取引所、ウォレットなどへの送金でおすすめの海外取引所は、以下の通りです。
- Bybit
- Bitget
- MEXC
これらの取引所はいずれも世界トップ10の取引所でトラベルルールの施行以後も、送受金できる国内取引所が多いことが特徴です。
トラベルルールについては「仮想通貨の海外取引所のトラベルルールとは?回避方法と各社の対応一覧」の記事で詳しく解説しています。
海外仮想通貨取引所は出金できない?
海外仮想通貨取引所からの出金は当然できます。
ただ「日本の銀行口座に直接出金する」ことはできません。
一度国内取引所の口座に出金し、国内取引所から銀行口座に出金する必要があります。



上記の手順のために、国内取引所での口座開設と本人確認が必要です。
詳しいやり方は「海外仮想通貨取引所は出金できない?方法や日本円に現金化するやり方を解説」の記事をご覧ください。
仮想通貨botでおすすめの取引所は?
仮想通貨botでおすすめの取引所はBybitです。



Bybitは『Bybit取引ボット』という機能を提供しており、初心者でも簡単に仮想通貨botを利用できます。
Bybit以外ではBitgetやMEXCなどもボット取引を簡単に利用できる取引所としておすすめです。
海外仮想通貨の買い方は?
海外仮想通貨の買い方は、以下の通りです。
- クレジットカードで買う
- P2P取引(個人間取引)で買う
- 国内取引所で買ってから海外取引所に送金する
クレジットカードについては、日本のカードがそのまま使えます。
使える国際ブランドはVISA・Master Cardが一般的で、半分程度のカードは決済不可となりますが、半分程度は利用可能です。
P2P取引では、他のトレーダーから直接仮想通貨を購入します。



売り手が対応しているあらゆる方法で購入でき、例えば銀行振込・LINE Pay・PayPayなどの手法で海外仮想通貨を購入可能です。
国内取引所で買ってから送金する方法では、銀行振込もクレジットカードも両方利用できます。
特に銀行振込については、海外取引所のP2P取引もよりも良いレートで購入できます。
それぞれの方法のより詳しい解説については「海外仮想通貨取引所の入金方法は?日本円送金のやり方を徹底解説」の記事を参考にしてみてください。
【まとめ】海外仮想通貨取引所の手数料ランキング


海外取引所は国内取引所より取引高が圧倒的に多いため、手数料も薄利多売で経営が成り立ち、取引手数料が国内よりも非常に安くなっています。
取引手数料だけでなくスプレッドも低いため、スキャルピングやデイトレードなど、売買回数の多い手法に取り組むトレーダーの方にもおすすめです。
手数料には様々な種類がありますが、ほとんどを占めるのは取引手数料とスプレッドであるため、この2つが安い(低い)取引所を選ぶようにしましょう。



双方が安い取引所として、最もおすすめできるのは、今回のランキングでも1位で紹介したBybitです。
Bybitは世界ランキング2位の大手であるため、手数料が安いだけでなく、あらゆる面で沿い烏合的に優れていることが特徴です。
Bybitでは現在、登録で77万5,000円の口座開設ボーナスも受け取れるため、ぜひお気軽に登録してみてください。
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