- 海外取引所でレバレッジが大きいところは?
- 仮想通貨でおすすめのレバレッジ倍率を知りたい
当記事を訪れた方は、海外仮想通貨のレバレッジに関して上のような疑問や関心をお持ちではないでしょうか?
海外仮想通貨のレバレッジは最大100倍~1000倍で、国内の最大2倍と比較して圧倒的に高い倍率での取引が可能です。
ハイレバレッジでの取引はリスクが大きくなることや、条件によって利用できる倍率が変わる点などに注意が必要です。
本記事では海外取引所の最大レバレッジを一覧で比較し、レバレッジで取引所を比較する際のポイントや、レバレッジ取引の注意点などを解説します。
なお、レバレッジ以外の面でもおすすめの取引所を知りたい場合は「海外仮想通貨取引所ランキングおすすめ比較10選」の記事を参考にしてみてください。

海外仮想通貨取引所の最大レバレッジ比較一覧

海外仮想通貨取引所の最大レバレッジをお散り案表で比較すると、以下の通りです。
海外取引所 | レバレッジ |
---|---|
![]() Bybit | 最大500倍(MT5) 最大100倍(通常) |
![]() MEXC | 最大500倍(先物) 最大200倍(通常) |
![]() Vantage | 最大333倍 |
![]() WEEX | 最大400倍 |
![]() OrangeX | 最大200倍 |
![]() LBank | 最大200倍 |
![]() Bitget | 最大125倍 |
![]() KuCoin | 最大125倍 |
![]() Phemex | 最大100倍 |
![]() BitMart | 最大100倍 |
それぞれの取引所の詳細は、リンク先の段落で紹介しています。
海外仮想通貨取引所の最大レバレッジ比較ランキング

海外仮想通貨取引所の最大レバレッジをランキングで一覧にすると、以下の通りです。
- 1位:Bybit(最大500倍)
- 2位:MEXC(最大500倍)
- 3位:Vantage(最大333倍)
- 4位:WEEX(最大400倍)
- 5位:OrangeX(最大200倍)
- 6位:LBank(最大200倍)
- 7位:Bitget(最大125倍)
- 8位:KuCoin(最大125倍)
- 9位:Phemex(最大100倍)
- 10位:BitMart(最大100倍)
それぞれの取引所の詳細や、おすすめのポイントなどを紹介していきます。
1位:Bybit(最大500倍)

レバレッジ | 最大500倍(MT5) 最大100倍(通常) |
---|---|
取引銘柄数(ペア数) | 1,900種類以上 |
取引手数料 | 0.0%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Bybit公式サイト |
Bybit(バイビット)は2018年に設立され、現在はドバイに拠点を置く海外取引所です。
最大レバレッジは100倍で、MT5では最大500倍という切り替えが可能です。
1,900種類以上の銘柄を取り扱っているため草コインも豊富で、新規上場するアルトコインのエアドロップも多くあります。

『Bybitステーキング』など独人資産運用のメニューを多数提供しており、銘柄が多く利回りが高いことがメリットです。
取引手数料が0.0%からと業界最安レベルであるため、スキャルピングやデイトレードを行う人にもおすすめです。
世界ランキング2位の大手で、日本人人気もNo.1の取引所という点でも安心して利用できます。
「最大レバレッジが大きく、口座タイプでの切り替えもできる取引所」を探している人は、ぜひBybitを利用しましょう。
2位:MEXC(最大500倍)


レバレッジ | 最大500倍(先物) 最大200倍《通常) |
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取引銘柄数(ペア数) | 2,900種類以上 |
取引手数料 | 0.02%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | MEXC公式サイト |
MEXC(エムイーエックスシー)は、取扱通貨数で世界最多の2,900種類以上という数値を誇る取引所です。
最大レバレッジは通常は200倍で、先物取引限定で最大500倍となります。
切り替えができる点はBybitと同じで、通常時のレバレッジで「100倍より200倍が良い」という人は、MEXCがおすすめです。



MEXCは、草コイン投資をする場合に特に利用すべき取引所の一つです。
『MEXCセービング』などの資産運用のメニューも豊富かつ高利回りで、世界ランキング7位の大手という点でも信頼できます。
「最大レバレッジが大きい取引所」「レバレッジの切り替えが可能な取引所」を探している人は、ぜひMEXCを試してみてください。
3位:Vantage(最大333倍)


レバレッジ | 最大333倍 |
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取引銘柄数(ペア数) | 50種類以上 |
取引手数料 | 0.0%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Vantage公式サイト |
Vantage(ヴァンテージ)は、2009年の設立から16年以上の歴史を持つ、老舗の海外取引所です。
最大レバレッジは333倍で、MT5限定などの条件がない通常のレバレッジでは、特に高いレベルの数値を誇ります。
VantageはFXと仮想通貨のハイブリッド型取引所で、FXでは最大2000倍という、さらに高いレバレッジを提供しています。



FXと仮想通貨で口座を共有でき、資金移動のコストや手間がかからないため、両方に投資したい人にもおすすめです。
Vantageは口座開設と本人確認のみで15,000円をもらえるなど、ボーナスやキャンペーンの特典が豪華なことも特徴です。
「最大レバレッジが大きい取引所」「自己資金なしで登録ボーナスだけで利用できる取引所」を探している人は、ぜひVantageをチェックしてみてください。
4位:WEEX(最大400倍)


レバレッジ | 最大400倍 |
---|---|
取引銘柄数(ペア数) | 1,100種類以上 |
取引手数料 | 0.02%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | WEEX公式サイト |
WEEX(ウィークス)は2017年に設立された、シンガポールを拠点とする仮想通貨取引所です。
最大レバレッジは400倍で、Vantageを上回り通常時で最高レベルの倍率を誇ります。
日本人トレーダーはまだ少ないものの、世界ランキング28位の中堅取引所であり、国内1位で22位のbitFlyerに近い規模です。



他の大手よりもボラティリティ(価格変動性)が大きいものの、ハイリスク・ハイリターンを好む人に適しています。
WEEXは世界的に有名なサッカー選手のマイケル・オーウェン氏が公式アンバサダーを務めている点でも信頼でき、本人確認なしで使える点も特徴です。
最大400倍というハイレバレッジで仮想通貨の取引をしたい人は、ぜひWEEXを利用しましょう。
5位:OrangeX(最大200倍)


レバレッジ | 最大200倍 |
---|---|
取引銘柄数(ペア数) | 350種類以上 |
取引手数料 | 0.02%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | OrangeX公式サイト |
OrangeX(オレンジエックス)は、現在世界で最もハイスピードで成長している取引所の一つとして有名です。
最大レバレッジは200倍で、多くの人にとって程よく高いレバレッジとなっています。
コピートレードの機能が充実しており、マスタートレーダーの報酬が高いため、良質なトレーダーが集まりやすいことが利点です。



CoinGeckoなどによる格付けでも、新興取引所としては異例の高い評価を受けています。
セキュリティレベルの高さも特徴で、資産のコールドウォレット管理やマルチシグ(多段階認証)など、あらゆる高度なセキュリティ対策が施されています。
完全日本語対応で24時間のサポートも受けられるため「ハイレバレッジかつ安心して利用できる取引所」を探している人には、OrangeXがおすすめです。
6位:LBank(最大200倍)


レバレッジ | 最大200倍 |
---|---|
取引銘柄数(ペア数) | 1,400種類以上 |
取引手数料 | 0.02%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | LBank公式サイト |
LBank(エルバンク)は、ミームコイン(ジョークコイン)の上場が特に早いことで人気の暗号通貨取引所です。
最大レバレッジは最大200倍で「やや高めのレバレッジ」を希望する人に適しています。
銘柄数も1,400種類以上と多く、すでに上場済みの銘柄の中からも、次に高騰する草コインが見つかる可能性が高い取引所です。



世界ランキングは17位の準大手で、安定性とボラティリティの高さの両方を兼ね備えています。
グリッド取引やコピー取引などの高度な機能を簡単に使えることも特徴、日本語対応も万全です。
ステーキングなどの資産運用のメニューも充実しており、あらゆる面でメリットのある取引所としておすすめできます。
「最大200倍程度のレバレッジで仮想通貨を取引したい」という人は、ぜひLBankに登録してみましょう。
7位:Bitget(最大125倍)


レバレッジ | 最大125倍 |
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取引銘柄数(ペア数) | 1,300種類以上 |
取引手数料 | 0.02%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Bitget公式サイト |
Bitget(ビットゲット)は200以上の国と地域で、累計1億人以上のユーザーに利用されている大手取引所です。
最大レバレッジは125倍で「できるだけ低い方がいいけど100倍では少し足りない」という人に適しています。
世界ランキング6位という人気の高さに加え、世界最高峰のサッカー選手であるリオネル・メッシ氏が公式アンバサダーを務めている点も特徴です。



Bitgetは世界で最もコピートレードに強い取引所の1社としても知られています。
独自通貨のBitgetトークン(BGB)も提供しており、保有することで手数料割引やエアドロップ、ローンチプールなどの様々な特典を利用できます。
カスタマーサポートも含めて日本語対応が完璧で、BybitやMEXCと並んで日本人ユーザーが多い取引所です。
「最大125倍くらいのレバレッジが一番ちょうど良い」という方は、ぜひBitgetを利用しましょう。
8位:KuCoin(最大125倍)


レバレッジ | 最大125倍 |
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取引銘柄数(ペア数) | 1,000種類以上 |
取引手数料 | 0.0%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | KuCoin公式サイト |
KuCoin(クーコイン)は2017年に設立された、セーシェル共和国を拠点とする海外仮想通貨取引所です。
最大レバレッジは125倍で、Bitgetと同じく「100倍より少し高いレバレッジ」を希望する人におすすめできます。
世界ランキング10位の大手で、1,000種類以上の銘柄を取引できるため、草コインに投資しやすいことも利点です。



独自トークンのKCSを提供しており、保有によってローンチパッド(上場通貨の先行販売)など、多くの特典を受けられます。
ステーキングなどの資産運用のメニューも充実しているため、仮想通貨をコツコツ稼ぎたい人にもおすすめです。
取引手数料も0.0%からと世界で最も安い取引所の1社であり、スキャルピングやデイトレードで積極的に売買したい人にも適しています。
「最大125倍のレバレッジが自分に一番合っている」という人は、ぜひKuCoinに登録してみましょう。
9位:Phemex(最大100倍)


レバレッジ | 最大100倍 |
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取引銘柄数(ペア数) | 480種類以上 |
取引手数料 | 0.0%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | Phemex公式サイト |
Phemex(フェメックス)は、世界200以上の国と地域で、数百万人のアクティブユーザーを抱えている人気の海外仮想通貨取引所です。
最大レバレッジは100倍で「100倍以上は不要」「できるだけ無駄な取引コストを抑えたい」という人に適しています。
最大レバレッジを控え目にしていることもあり、取引手数料が0.0%からと、世界最安レベルであることも特徴です。



2019年にシンガポールで設立されて以来、日本人トレーダーの間でも高い人気を博しています。
『Phemexセービング』など資産運用のメニューが豊富かつ高利率であることも特徴で、運用益(キャピタルゲイン)を狙いたい人にもおすすめです。
資産がハードウェアウォレット(コールドウォレット)で管理されているなど安全性が高い点でも、初心者の方が安心して利用できます。
「レバレッジが最大100倍で、総合的に優れた取引所」を探している人は、ぜひPhemexを試してみてください。
10位:BitMart(最大100倍)


レバレッジ | 最大100倍 |
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取引銘柄数(ペア数) | 1,700種類以上 |
取引手数料 | 0.03%〜 |
日本語対応 | ◎ |
公式サイト | BitMart公式サイト |
BitMart(ビットマート)は、アメリカ・リトアニアなど複数の国の金融ライセンスを持つ海外仮想通貨取引所です。
最大レバレッジは100倍で、Phemexと同じく「100倍がベスト」という人に適しています。
1,700種類以上という豊富な銘柄数も特徴で、これから高騰を期待できる草コインを見つけやすいことが特徴です。



取引手数料も0.03%からと業界トップクラスで安く、手数料負けを回避したい人にもおすすめできます。
独自通貨のBMXを発行しており、保有することで毎日配当を無期限で受け取れるなど、多くのメリットがあります。
その他の面でも総合的に優れている取引所であるため「レバレッジ100倍で総合力の高い取引所」を探している人におすすめです。
最大レバレッジで海外仮想通貨取引所を選ぶ際のポイント


最大レバレッジを基準として、海外仮想通貨取引所を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。
- 自分に必要なレバレッジがわからないうちは大きい方が良い
- 不要な最大レバレッジはない方が良い(取引コストが増える)
- 口座タイプ毎に最大値が違う取引所は自分に合う倍率にしやすい
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
自分に必要なレバレッジがわからないうちは大きい方が良い
まず、自分に必要なレバレッジがわからないうちは「最大レバレッジが大きいほど良い」といえます。
当然ながら、最大レバレッジが大きければ「必要な時は最大まで使い、不要であれば使わない」という選択ができるためです。



海外取引所では最大レバレッジ1000倍の取引所(FXGT)も存在します。
ただ、次の段落で説明する通り「最大レバレッジが大きいことにはデメリットもある」点に注意が必要です。
不要な最大レバレッジはない方が良い(取引コストが増える)
自分に必要な最大レバレッジがわかっている場合「不要な最大レバレッジはない方が良い」というのがセオリーです。
理由は「最大レバレッジが大きいほど、取引コストが増える」ためです。
海外取引所の多くはゼロカットのシステムを採用しており、危険なハイレバ取引で多額のマイナスを出しても、マイナス分は取引所が補填してくれます。



そのため、最大レバレッジが大きい取引所では「無謀なトレーダーのゼロカットを、取引所が補填するコストが高くなる」のです。
取引所は上記のコストを回収するため、スプレッドや取引手数料を高くします。
スプレッドや取引手数料が高くなれば、当然手数料負けする確率が高くなり、不利になります。
そのため、ある程度自分に必要な最大レバレッジがわかる場合は「その範囲内で一番最大レバレッジが低い取引所」を選ぶのが良いでしょう。
口座タイプ毎に最大値が違う取引所は自分に合う倍率にしやすい
取引所によっては、口座タイプごとに最大レバレッジが異なることもあります。
例えばBybitの場合、通常は最大100倍ですが「MT5口座限定」で最大500倍となっています。
そのため、100倍で十分な時期には100倍で無駄な取引コストを抑えつつ、500倍が必要になったらMT5に切り替えるという使い分けが可能です。



「500倍も必要になることがない」という場合は、100倍で固定の取引所の方が取引コストを抑えられるでしょう。
しかし「将来的に100倍以上が必要になるかもしれない」という場合は、Bybitのように切り替えをできる取引所がおすすめです。
Bybitは世界2位で、日本人人気もNo.1の取引所です。
Bybitが採用しているシステムということは「大多数のユーザーに適したシステム」とも言えます。
海外仮想通貨のレバレッジ取引のメリット


海外仮想通貨でレバレッジ取引を行うメリットは、以下の通りです。
- 国内取引所より圧倒的に倍率が高い(国内は最大2倍)
- 国内のように一律でないので自分に合う倍率を選べる
- ゼロカット(追証なし)のシステムで借金が発生しない
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
国内取引所より圧倒的に倍率が高い(国内は最大2倍)
海外仮想通貨では、最大100倍~1000倍というハイレバレッジでの取引を行えます。
国内仮想通貨では最大2倍に統一されているため、比較すると海外は50倍~500倍、高いレバレッジの取引が可能です。
単純に計算すると、同じ取引で海外で得られる利益は、国内の50~500倍となります。



たとえば国内で1万円稼げる場面で、同じ取引を海外でしたら50万~500万円の利益になるということです。
国内取引所で1万円を稼ぐことは誰でもできると感じるでしょうが、同じことを海外でやるだけで上記のような高額の利益を得られるわけです。
その分リスクも大きくなりますが、海外取引所ではゼロカットのシステムがあるため、入金した自己資金以上の金額を失うことはありません。
国内のように一律でないので自分に合う倍率を選べる
国内取引所のレバレッジ倍率は、どこでも最大2倍に統一されています。
しかし、海外では最大100倍・200倍・500倍・1000倍など、取引所によって様々な最大レバレッジが設定されています。
このため、高い倍率でも低い倍率でも、自分に合う数値を選べることが利点です。



ただ、前述の通り最大レバレッジが大きいほど取引コストが増えます。
できるだけ高いレバレッジで取引しつつ、不要な取引コストも抑えるためには「自分に最適な最大レバレッジ」の取引所を選ぶことが重要です。
ゼロカット(追証なし)のシステムで借金が発生しない
海外仮想通貨にはゼロカットのシステムがあります。
ゼロカットとは「口座に預けた資金以上の損失が発生しない」という仕組みです。



わかりやすく言えば「借金が発生しない」ということです。
国内取引所のように「一定水準以下になった時点で追加の証拠金を要求される」という追加証拠金(追証)もありません。
つまり、どれだけ高いレバレッジで取引をしても、リスクが限定されることが海外仮想通貨のメリットです。
海外仮想通貨のレバレッジ取引のデメリット


海外仮想通貨のレバレッジ取引には、以下のようなデメリットもあります。
- ロスカット水準ですぐ強制決済される(追証を待ってもらえない)
- ハイレバ取引自体がハイリスク・ハイリターン
- 信託保全がない(万が一倒産した場合に資産が戻ってこない)
それぞれのデメリットについて詳しく説明していきます。
ロスカット水準ですぐ強制決済される(追証を待ってもらえない)
海外仮想通貨では前述の通り「ゼロカット」のシステムがあります。
ゼロカットは「追証なし」が魅力とされていますが、逆に言うと「追証を使えない」ことがデメリットにもなります。
追証のシステムがある場合、ロスカット水準に達しても追証を支払うことで、ロスカットを回避できます。



しかし、追証のない海外取引所ではロスカット水準に達した時点で、すぐに強制決済をされてしまいます。
ただ、ゼロカットの場合ロスカット水準というのが「残高ゼロ」であり、国内取引所でもここまでは待ってもらえません。
そう考えると「追証がないことの意味」を理解していれば、特にデメリットではないとも言えます。
ハイレバ取引自体がハイリスク・ハイリターン
100倍~1000倍というハイレバレッジの取引自体がハイリスク・ハイリターンである、ということも理解しておく必要があります。



投資ではリスクとリターンは比例するため、ハイリターンを求めるのであれば、ハイリスクは避けられません。
上記のように考えると必ずしもデメリットではないのですが「リスクがある」ことは、重々理解しておく必要があります。
信託保全がない(万が一倒産した場合に資産が戻ってこない)
海外取引所のほとんどは、信託保全の仕組みを持っていません。
信託保全とは「取引所が倒産した時に資産が全額戻ってくるシステム」のことです。
国内取引所では信託保全が義務付けられているため、倒産時の心配がありません。



海外取引所の場合、数百万円までは補償されるという取引所が多く見られます。
そのため、海外取引所でも口座に残す資金を数百万円までにしておけば、信託保全があるのと同じ状態で利用できます。
つまり、残高を数百万円程度にしておけば、信託保全がないことも大きなデメリットではありません。
海外仮想通貨FXでレバレッジ取引する時の注意点


海外仮想通貨FXでレバレッジ取引を行う際の注意点は、以下の通りです。
- 通貨ペアや取引金額によって最大レバレッジは異なる
- レバレッジはリアルタイムで変動する(調整が必要)
- 取引所によってはレバレッジ手数料がかかる
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
通貨ペアや取引金額によって最大レバレッジは異なる
海外仮想通貨FXの最大レバレッジは、通貨ペアや取引金額によって異なります。
価格変動の激しい通貨ペア(銘柄)ほど最大レバレッジが低くなり、取引高が大きいほど低くなります。



例えば1,000万円の取引で1000倍のレバレッジを掛けたら10億円になってしまうため、金額が大きいほどレバレッジが制限されるのは、理解できるでしょう。
最大のレバレッジで取引をしたい場合「ビットコインなどの安定的な銘柄」で「少量の取引」をすることがポイントです。
関連:草コインでおすすめの海外仮想通貨取引所ランキング比較一覧【2025年最新】
レバレッジはリアルタイムで変動する(調整が必要)
現時点で自分のポジションに掛かっているレバレッジ(実効レバレッジ)は、リアルタイムで変動します。



「10倍で取引すると最初に決めたら、10倍で固定される」ということはありません。
実効レバレッジは以下の計算式によって決まります。
有効証拠金とは「今残っている証拠金」のことです。



含み損が出れば証拠金が減るため実効レバレッジが高くなり、含み益が出れば低くなります。
上記の通り有効証拠金がリアルタイムで変動するため、実効レバレッジを調整するためには「証拠金を追加する」か「取引金額を減らす」などのアクションが必要です。
(レバレッジを上げたい場合は、上記の逆の調整を行います)
特に相場の変動が激しい時は、ゼロカットを避けるためにもレバレッジを低めに調整しましょう。
取引所によってはレバレッジ手数料がかかる
海外仮想通貨FXでは、取引所によってレバレッジ手数料がかかることがあります。
レバレッジ手数料は、資金調達率(ファンディングレート)という別名でも呼ばれます。
レバレッジは「持っていないお金を取引する」という点では、本質的に借金と同じです。



借金では利息がかかりますが、同じ要領でレバレッジ取引にも手数料がかかることがあります。
手数料はかからない取引所もあれば、銘柄や会員ランクなどの諸条件で変わることもあり、ルールは様々です。
関連:手数料が安い海外仮想通貨取引所の比較ランキング一覧【2025年】
海外仮想通貨のレバレッジに関連するよくある質問


海外仮想通貨のレバレッジに関して、多くのトレーダーから寄せられる疑問点は以下の通りです。
- 仮想通貨のレバレッジ100倍の取引所は?
- 仮想通貨のレバレッジ1000倍の取引所は?
- 日本国内で仮想通貨のレバレッジは最大何倍?
- 仮想通貨のレバレッジでおすすめの数値は?
- ビットコインの最大レバレッジは?
それぞれの疑問点について、詳しく見ていきましょう。
仮想通貨のレバレッジ100倍の取引所は?
最大レバレッジ100倍の仮想通貨取引所は、以下の一覧の通りです。
- Bybit(MT5以外)
- KuCoin
- BitMart
- Phemex
- Gate.io
- Poloniex
国内取引所のレバレッジは最大2倍であるため、最大100倍は全て海外取引所になります。
仮想通貨のレバレッジ1000倍の取引所は?
レバレッジ1000倍の仮想通貨取引所は、FXGT(エフエックスジーティー)です。
FXGTは名前に「FX」と入っている通り、FXと仮想通貨のハイブリッド取引所として有名です。
海外仮想通貨FXでは最大レバレッジ1000倍や2000倍あるいは無制限など、仮想通貨よりも遥かに高い最大レバレッジが設定されています。



そのため、ハイブリッド型の取引所は最大レバレッジが大きくなる傾向があります。
ただ、前述の通り最大レバレッジが大きいと取引コストも増えるため、FXGTを利用するのは「1000倍のレバレッジが必要な人だけにすべき」と言えるでしょう。
日本国内で仮想通貨のレバレッジは最大何倍?
日本国内の仮想通貨のレバレッジは、最大2倍です。
金融庁のルールによって上記の倍率に統一されており、例外はありません。



最大2倍というのは個人の場合であり、法人であれば特にビットコインで最大10倍などの倍率が見られます。
法人の倍率は銘柄やその日ごとの相場の状況によって変動します。
仮想通貨のレバレッジでおすすめの数値は?
仮想通貨のレバレッジでおすすめの数値は「最大100倍~500倍」です。
最大100倍の理由については「海外取引所で最大100倍を下回る取引所はほとんどない」ことが理由です。
世界の取引所ランキングは海外勢が独占しており、国内でダントツ1位のbitFlyerですら、世界22位で止まっています。



韓国のUpbitは世界4位であるため、日本の仮想通貨の常識は世界からズレているのが現状です。
そして、世界の基準で「最低でも100倍」である以上、おすすめの数値はまず「100倍から」といえます。
さらに上の数値については、世界2位のBybitが「MT5なら最大500倍」としていることが、一つの参考になるでしょう。
世界2位の取引所が設定する数値は「世界のユーザーにとって適正であることが多い」といえます。



また、Bybitは日本人人気No.1の海外取引所であるため、日本人にとっても適正である可能性が高いといえるでしょう。
逆に500倍を超えると、Bybitのような大手は採用することは「MT5限定」などの条件付きのケースでも見られません。
上記の理由から「最大100倍~500倍」がおすすめの数値といえます。
ビットコインの最大レバレッジは?
ビットコインの最大レバレッジは「国内では2倍、海外では1000倍」です。
まず、取引所の最大レバレッジが「国内2倍、海外1000倍」というのは、ここまで解説してきた通りです。
つまり、ビットコインが「仮想通貨」という意味であれば、最大レバレッジは上記の通りになります。



そして、ビットコインがBTC(Bitcoin)という意味であったとしても、やはり最大レバレッジは同じです。
最大レバレッジは「安定的な銘柄ほど高くなる」もので、ビットコインは最も安定的な銘柄であるためです。
また、国内でも海外でも、仮想通貨取引所でビットコインを扱っていないところは、ほぼありません。
そのため「取引所の最大レバレッジ」と「BTCの最大レバレッジ」はイコールになり、前述の通り国内2倍、海外1000倍となります。
【まとめ】海外仮想通貨の最大レバレッジ


今回紹介してきた通り、海外仮想通貨では最大100~1000倍という高いレバレッジでの取引が可能です。
さらにゼロカットのシステムがあるため、入金した自己資金以上を失うリスクもありません。
ただし、ハイレバ取引は損失も大きくなりやすく、入金した金額を失うリスクは十分にあることを理解しておく必要があります。
最大レバレッジは口座ごとに切り替えをできるのが理想ですが、Bybitでは通常100倍、MT5限定で500倍という切り替えが可能です。
世界2位の大手取引所であるため、レバレッジ以外の面でも多くのメリットがあります。
現在、77万5,000円を貰える口座開設ボーナスも提供しているため「レバレッジ倍率が高く無駄な取引コストが少ない取引所」を探している人は、ぜひBybitに登録してみましょう。
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