STRAYMを利用してNFT作品を出品したり購入したりする場合、STRAYMへの登録作業が必要です。
STRAYMの登録について、ハードルが高い印象を持たれている印象があります。
では、実際にSTRAYMに登録する際、どのようなステップで進めれば良いのでしょうか?
本記事では、STRAYMの登録方法を紹介するとともに、登録時に注意すべきポイントについて解説します。
これからSTRAYMに登録して利用したいという方は、ぜひ参考にしてください。
STRAYMの登録に必要な5つの条件

STRAYMに登録する際、最低限以下の条件を満たしている必要があります。
- 日本に居住していること
- MetaMaskの準備
- インターネット環境
- メールアドレス・電話番号
- 本人確認書類
各条件について、詳しく見ていきましょう。
日本に居住していること
STRAYMに登録するにあたり、日本に居住していることが大前提となります。
規約上、日本国外ではSTRAYMできないと明記されています。
STRAYMへの登録時は本人確認書類の提出が必須となっており、そこで日本に居住しているかをチェックされ居住実績が確認できて初めてSTRAYMへの登録が可能です。
MetaMaskの準備
STRAYMを利用するためには、MetaMaskの準備が必要です。
MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアムブロックチェーンのデジタルウォレットとして知られています。
ブラウザの拡張機能やスマートフォンアプリとして利用でき、以下が対応可能です。
- イーサリアムやERC20準拠のトークン
- NFTの保管
- DAppsとの連携
STRAYMでNFTを受け取るためには、MetaMaskとの連携が必要です。
よって、MetaMaskのアカウントを保有していない場合、STRAYMへの登録と同時に準備しなければなりません。
インターネット環境
STRAYMを利用する上で、インターネット環境が必須です。
STRAYMで提供されているサービスは、すべてインターネットに接続されたデバイス上で行われます。
これは、NFT作品の出品から購入まで、あらゆるサービスが該当します。
口座開設する際も、必要書類などはすべてオンライン上でやり取りする必要があるため、インターネット接続したデバイスが無いと登録できません。
メールアドレス・電話番号
STRAYMへの登録時は、メールアドレスと電話番号も必要となります。
メールアドレスは、STRAYMへの新規登録時にメールアドレスで登録する場合に必須です。
また、SNSアカウントなどで登録する際もメールアドレスの登録が必要となり、主に登録時の連絡先確認やキャンペーン情報の展開時などで活用されています。
登録したメールアドレスに連絡が入っても、一定期間以上返答がないケースではオーナー権などが無効になるので注意しましょう。

電話番号についても、新規登録時のSMS認証や連絡先の一部として登録が求められています。
SMSが受信できる電話番号を準備して、登録を進めましょう。
本人確認書類
STRAYMでは、安全にサービスを利用できるように複数にわたり本人確認を実施しています。
なぜ本人確認が必要となっているのかといえば、悪意のある第三者によるなりすましを確実に防止するためです。
本人確認の方法として、登録時に以下の書類のうち1点の写真を撮影して提供することが求められています。
- パスポート(顔写真のあるページと住所のページを提出)
- 在留カード(裏面も含む)
- 特別永住者証明書(裏面も含む)
- 運転免許証(裏面も含む)
- 運転経歴証明書(裏面も含む、交付年月日が平成24年4月以降のものに限る)
- 住民基本台帳カード(裏面も含む)
- マイナンバーカード(裏面は不要)
上記は、期限内のものである必要があるので、期限内かどうかをよく確認してください。
また、現住所と本人確認書類の住所が一致しない場合、手続きが面戸王となる場合があります。
STRAYMに法人として登録し問うとした場合、以下の書類の準備が必要です。
- 法人名義の口座通帳の表紙の写し
- 発行から6ヶ月以内の登記事項証明書の写し
- 取引担当者の本人確認書類の表面と裏面
- 法人取引担当者届出書(代表者と取引担当者が違う場合)
上記は、法人取引担当者届出書を除きすべて提出しなければならない点に注意が必要です。
STRAYMの新規登録ステップ
STRAYMを利用するためには、アカウントを新規作成して口座開設する必要があります。
STRAYMの新規登録ステップとして、以下の流れで進みます。
- 公式サイトにアクセスする
- メールアドレスとパスワードを設定する
- リターンメールのリンクをクリックする
- ユーザー情報を入力する
- 本人確認を行う
登録方法の詳細を解説するので、ぜひ参考にしてください。
公式サイトにアクセスする
STRAYMの登録は、STRAYM公式サイト上から行えます。
そこで、STRAYMの公式サイトにアクセスしてサービスの特徴などを良く確認してください。
そして、正式に登録することになった場合は画面右上にある「ログイン」をクリックします。


続けて表示される画面で「新規登録はこちら」をクリックします。


メールアドレスとパスワードを設定する
登録画面が表示されたら、SNSのアカウントを用いて登録するかメールアドレスを使用して登録するかを選択します。
メールアドレスを用いて登録する場合、「メールアドレスで登録」と記載されたフォームにメールアドレスとパスワードを入力しましょう。


パスワードについては、8文字以上32文字以下の半角英数字で大文字を1字以上含めて指定する必要があります。
メールアドレスとパスワードを入力したら、「登録する」をクリックします。
すると、「ご登録ありがとうございます」と記載された画面が開きます。


リターンメールのリンクをクリックする
前の画面で入力したメールアドレス宛てに、メールが配信されます。
メール内についているリンクをクリックすると、メールアドレスの認証と口座開設手続きが継続されます。


リンクを開くと以下の画面が表示されるので、事前に登録したメールアドレスとパスワードを入力して「認証」をクリックしてください。


認証が完了すると、ユーザー登録は完了です。
ユーザー情報を入力する
ユーザー登録が完了したら、以下の画面が表示されます。


購入を含めた登録を行う場合、ユーザー情報の入力が必要となるため「ユーザー情報入力はこちら」をクリックします。
そして、アカウント種別を選択する画面が表示されるので、個人で登録するのか法人で登録するのかを選択してください。
個人で登録を選択すると、以下の項目を入力するフォームが表示されるので、各項目を入力して「上記の内容でユーザー登録します」をクリックしましょう。


そして、「口座開設が完了しました。これよりアート作品の取引が可能になります。」と記載された画面が表示されれば、ユーザー情報登録まで完了です。
本人確認を行う
日本円取引が必要な場合、本人確認を受ける必要があります。
本人確認は、ログイン後に右上にあるアイコンをクリックして表示されるメニューから「セッティング」をクリックします。
次に、表示されたユーザーセッティング画面の左側にある「本人確認(日本円取引のみ)」をクリックしてください。


すると、ユーザー情報画面が表示され、「ユーザー情報の変更を依頼する」をクリックすると確認書類のアップロード画面が表示されます。


そして、画面下部にあるアップロード画面に本人確認書類を撮影した写真を選択し、次へをクリックしてアップロードすれば申請は完了です。
その後、STRAYM側で審査を行って承認されれば本人確認は完了です。
STRAYMの登録時に注意すべき3つのポイント
STRAYMに登録するにあたり、注意すべきポイントがあります。
特に、以下3点について適切な対応が求められます。
- 虚偽の情報を提供しない
- パスワードは推測しやすい文字列を避ける
- 本人確認書類が有効期限内であるかを確認する
それぞれについて、対応を誤るとアカウント凍結などの処分が下る可能性があるので要注意です。
各注意点について、詳しく見ていきましょう。
虚偽の情報を提供しない
STRAYMに対して、絶対に虚偽の情報を提供してはなりません。
STRAYMはなりすましなどの行為に厳格に対応しており、本人確認を徹底しています。
利用規約上でも、虚偽または欺罔的な情報の提供は禁止行為であると明確になっています。



もし虚偽の情報があった場合、登録が拒否されるので注意してください。
他にも、STRAYMでは未成年者の利用時は親の同意が必要であるのに対し、成人に成りすまして登録しようとする行為なども当然禁止です。
パスワードは推測しやすい文字列を避ける
STRAYMに登録する際に設定するパスワードは、推測されやすい文字列は避けて設定しましょう。
これは、不正アクセスの防止のために必要であるためです。
STRAYMでは、設定したパスワードをハッシュ化し保存しており、平文されて保存していません。
また、認証処理に適しているbcrypt(Blowfish暗号)と呼ばれるハッシュ関数を採用しています。
しかし、他のサービスで設定しているパスワードを使いまわしている場合、それが外部に流出してSTRAYMで不正ログインされるケースも少なくありません。
よって、以下を考慮して適切なパスワードを設定してください。
- 生年月日や自身の名前を使用しない
- SNS等で使用しているIDを使いまわさない
- アルファベット小文字・大文字・数字・記号が混在したパスワードを使用する
また、設定したパスワードは可能な限り定期的に変更することをおすすめします。
本人確認書類が有効期限内であるかを確認する
STRAYMに登録する際に必要となる本人確認書類に有効期限がある場合、期限内であることを確認しましょう。
例えば、運転免許証の情報を提供する場合は取得後初めての更新時は3年、2回目の更新以降は5年が一般的です。
もし違反行為があってゴールド免許以外となった場合、3年が有効期限となります。



また、マイナンバーカードについても発行日から5回目の誕生日までが有効期限です。
有効期限が切れているものを提出しても、受領されないため更新後の書類を準備するか、他の書類の準備を進めましょう。
STRAYMの登録に関する良くある質問
ここでは、STRAYMの登録に関連する以下の良くある質問を紹介します。
- 本人確認書類の送付方法は?
- 口座開設に制限はある?
- 複数のアカウントを開設できる?
- アカウント開設手数料がかかる?
- 推奨利用環境は?
- 年会費はかかる?
- アカウント開設から取引開始までにどれくらいかかる?
- メールが届かない場合の対処法は?
各質問に対する回答も併せて紹介するので、STRAYMに登録する前にぜひ参考にしてください。
本人確認書類の送付方法は?
STRAYMで本人確認のために提出する書類は、すべてスマートフォンなどで写真として撮影したものをアップロードして提出する形となります。
よって、原本を入手して郵送するなどの対応は不要です。
提供する写真は、文字や写真などがくっきりと認識できる状態で撮影してください。
また、不要なものが写らないように注意しましょう。
口座開設に制限はある?
STRAYMでは、満20歳未満の方は口座を開設できません。
また、利用規約で定められた以下の項目に該当する場合も口座開設が制限されます。
口座開設が制限されるパターン
- 他人になりすまして登録する場合
- 同一人物が複数のアカウントを取得する場合
- 連携されたSNSアカウントが本人の個人アカウントではない場合
- SNS上で個人としての活動が確認できないもしくは僅少な場合
- 過去にSTRAYMの利用停止などの処分を受けている場合
- 利用登録の申込み時に提供した登録情報が不正確である場合や不足、虚偽、誤記又は記載漏れがある場合
- ポイントの購入や利用にあたって不正行為が行われた場合
- サービス提供や他の利用者の利用に対して、妨害や支障などをきたす行為が行われた場合
- 未成年者や成年被後見人、被保佐人または被補助人のいずれかに該当し、法定代理人や後見人、保佐人または補助人の同意を得ていない場合
- 反社会的勢力である場合や反社会的勢力との何らかの交流や関与がある場合
- 情報商材やそれに関連するビジネスに関与している場合
なお、STRAYMの審査次第では取引自体が断られるケースがあります。
審査に関する内容については、一切公開されませんので注意してください。
複数のアカウントを開設できる?
STRAYMでは、複数のアカウントを開設できない仕様となっています。
アカウントは1人につき1アカウントまでとなっているので注意してください。
複数のアカウントを作成するため、他人になりすまして登録するなどの行為は行ってはなりません。
アカウント開設手数料がかかる?
アカウント開設にあたって、特に開設手数料などがかかることはありません。
例えば、デポジットの形で口座開設時に少額の資金を入金しなければならないなども不要です。
よって、登録したい時に気軽に登録できるメリットがあります。
推奨利用環境は?
STRAYMでは、専用ソフトウェアを導入しなければならないなどの制約はなく、Webブラウザ上で利用できるサービスです。
よって、インターネット接続が可能でありブラウジングできるスペックを兼ね備えたデバイスで利用可能です。
PCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末でも問題なく利用できます。
なお、利用するブラウザはGoogle Chromeが推奨されています。
その他のブラウザでは、本人確認書類のアップロードができないといった不具合が生じる場合があるので注意しましょう。
年会費はかかる?
STRAYMでは、継続して利用するにあたり年会費がかかることはありません。
よって、長期にわたって利用しやすいメリットがあります。
アカウント開設から取引開始までにどれくらいかかる?
STRAYMでアカウント開設から取引開始するまでにかかる時間としては、最短で当日中から始められます。
しかし、本人確認の審査状況などにより、時間がかかる場合があります。
また、提供した情報に誤りがある場合などでは、問い合わせがあり時間がかかる場合があるので注意してください。
メールが届かない場合の対処法は?
STRAYMの登録時にメールが届かない場合、入力したメールアドレスに間違いがないかを確認してください。
次に、ウイルス対策ソフトやプロバイダのサービスなどで迷惑メール設定している場合、受信トレイ以外に隔離ケースがあるので迷惑メールフォルダや設定を確認しましょう。
それでもメールが届かない場合、ドメイン指定受信をしている可能性が考えられます。
ドメイン指定受信をしている場合、「@straym.com」のドメインを受信できるように設定してください。
まとめ
STRAYMは、アカウント作成するために必要となる情報が少なめで、条件を満たせばだれでも気軽に登録できる特徴があります。
本人確認書類の提出が必要となるものの、スムーズに審査が進み、最短で当日から利用可能です。
NFTの売買に興味がある方は、ぜひSTRAYMに登録してみてはいかがでしょうか。
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